サムスンとJR東が協業:2027年より海外製GalaxyでSuica対応、Samsung Payも開始へ
2026年4月24日 09時35分更新
サムスン電子ジャパンは4月21日、東日本旅客鉄道(JR東日本)との協業を発表した。2027年上半期に海外で発売するSamsung Galaxyスマートフォンで、訪日旅行者向けSuicaアプリ「Welcome Suica Mobile」が利用できる環境の実現を目指す。あわせて、モバイルSuicaおよびWelcome Suica MobileでのSamsung Payによる決済対応も開始する方針だ。
海外発売のGalaxy端末でSuicaが使えるように
Welcome Suica Mobileは訪日外国人向けのSuicaアプリで、有効期間内であれば鉄道・バス・買い物で使える。これまで海外で購入したスマートフォンからSuicaを利用するには手続き上のハードルがあり、訪日旅行者にとって使いやすい環境とは言えなかった。2027年以降に海外で発売されるGalaxy端末では、Welcome Suica MobileによるSuicaの発行・利用が可能になる。訪日旅行者の持つ端末のまま、入国後すぐに交通機関や店舗でSuicaを使えるようになる見通しだ。Samsung WalletはGalaxy端末向けのデジタルウォレットで、クレジットカードやQR決済、ポイントカードなどを一元管理できるサービス。対象地域・機種の詳細は決まり次第告知される。

モバイルSuicaとWelcome Suica MobileでSamsung Pay決済に対応
モバイルSuicaおよびWelcome Suica Mobileでは、チャージのほか普通列車グリーン券・定期券・割引きっぷの購入時にSamsung Payが使えるようになる。Samsung PayはGalaxy端末向けのタッチ決済機能で、対応端末をかざすだけで支払いが完了する仕組みだ。国内ではすでにクレジットカードや電子マネーとの連携が進んでいるが、Suicaへの対応が加わることで交通系ICとの統合が一歩進む形となる。対応開始は2027年上半期を予定しており、詳細は別途告知される。なお、Welcome Suica Mobileはチャージ残額の払い戻しが行われず、有効期間終了後は残高が失効するため注意が必要だ。

Samsungは今後も国内外でのパートナー連携を拡大し、他のGalaxy製品カテゴリーへのSuicaサポート拡大にも取り組む方針を示している。インバウンド需要が拡大するなかで、海外スマートフォンから日本の交通インフラにアクセスできる環境の整備は、旅行者の利便性向上だけでなく、キャッシュレス推進の観点からも注目される動きだ。Samsung Walletは2021年以降発売のAndroid 14以上のGalaxy端末が対象で、Galaxy StoreまたはGoogle Play Storeから無料でインストールできる。
Samsung Wallet対象端末は以下を参照
https://www.samsung.com/jp/support/apps-services/about-samsung-wallet
出典:Samsung Newsroom 2026/04/21発表
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