ソフトバンクとアリババグループが日本でクラウドサービスを提供する合弁会社を設立

2016年5月13日 11時44分更新


 ソフトバンク株式会社は、世界最大手Eコマース企業の一つであるAlibaba Group Holding Limited(以下アリババグループ)と「Alibaba Cloud」の技術を活用した日本でのクラウドサービスの提供を目的に「SBクラウド株式会社」を設立すると発表した。

 SBクラウドは、今後日本国内にデータセンターを設置し、ベンチャー企業から多国籍企業にわたるあらゆる日本の顧客ニーズに合わせて、他社サービスと比較して競争力と拡張性の高いAlibaba Cloudのパブリッククラウドサービスを提供。また、パブリッククラウドサービスの需要が急速に伸びている日本市場において、データストレージサービス、データ処理サービス、企業向けミドルウエア、セキュリティーサービスなど、Alibaba Cloudの多様なサービスを日本の法人企業に提供することで、同事業の存在感を高める重要な役割を担うことを目的としている。

【SBクラウド 概要】
社名 SBクラウド株式会社
設立日 2016年1月26日※
所在地 東京都港区
役員 代表取締役 兼 CEO エリック・ガン
     取締役 宮内 謙
     取締役 榛葉 淳
     取締役 Xiaoming Hu(Simon)
     取締役 Jingren Zhou
出資比率 ソフトバンク:60%
アリババグループ:40%
事業内容 パブリッククラウドサービスの設計、開発、輸出入および販売
 ※ソフトバンクの親会社であるソフトバンクグループ株式会社はアリババグループの主要株主である。

【Alibaba Cloudについて】

 Alibaba Cloudは、アリババグループ傘下の国際クラウドサービス事業である。クラウドサービスおよびデータ管理のための拡張性の高いプラットフォームを展開しており、アリババグループのEコマース事業やEコマース利用者、出店者を支援する包括的でグローバルなクラウドサービスを提供している。
 Alibaba Cloud:https://intl.aliyun.com/
  
  

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