総務省、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社に5G基地局の免許付与
2019年8月1日 10時57分更新
NTTドコモとKDDIとソフトバンクの携帯大手3社は7月31日、総務省から次世代通信規格「5G」の基地局免許を取得した。
NTTドコモは、全国222局で免許の交付を受けた。地域ごとの設置箇所は、札幌市(計11局)、仙台市(計3局)、東京都千代田区・東京都調布市・千葉県浦安市・横浜市など(計54局)、石川県金沢市・石川県白山市(計14局)、愛知県豊田市・静岡県袋井市など(計83局)、大阪府東大阪市・神戸市など(計20局)、広島市・広島県東広島市(計9局)、香川県高松市(計9局)、大分県大分市など(計14局)、沖縄県那覇市(計3局)。
なお、同社は9月開幕のラグビーワールドカップ2019で5Gを活用したプレサービスの提供を予定している。
また、KDDIは埼玉県(計4局)、広島市(1局)、福岡県(計6局)の計11局で免許を取得し、ソフトバンクは東北・関東・中国・九州で計15局の予備免許を取得した。ソフトバンクは、工事落成後、技術的基準の適合検査が完了した後に商用免許が付与される。
今回の免許取得により、3社は商用化に向け、5G通信ネットワークの構築を本格化させることになる。
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