ソフトバンク、IBM Watson導入支援ソリューション「Minervae PoCKET」販売開始
2017年5月30日 15時44分更新
ソフトバンクは、企業のIBM Watsonの導入を支援するソリューション「Minervae PoCKET」の販売を開始した。
同社は、IBM Watsonを活用して企業の業務効率化を支援するパッケージ型のソリューションを2016年11月より販売しているが、今回新たに販売を開始する「Minervae PoCKET」は、企業がIBM Watsonを本格導入する前に、概念実証(PoC)を行うことができるソリューションである。
PoCとは、新しい概念やアイデアが実現可能か見極めるために、簡易な実証を行うことであり、企業は、IBM Watsonの導入を検討するに当たり、本格導入前に自社で簡易なシステム構築・運用を行い、その実効性や運用方法、活用範囲などをあらかじめ検証することができる。
「Minervae PoCKET」では、企業にIBM WatsonのPoC環境を3カ月間提供するほか、開発企業であるクレスコの担当者が、目的に応じたAPIの選定やシステム設計を支援する。また、企業が学習データの作成をできるよう、実際に画面操作をしながらトレーニング支援を行う。PoC環境で構築したサービスは、要望に応じて継続して本番運用することもできる。
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