Amazon、日本で同社初の仕分け拠点 「ソートセンター」を東京に新設

2023年9月14日 12時22分更新


 Amazonは13日、日本初のAmazonの仕分け拠点「ソートセンター」を東京都品川区に開設したことを発表した。ソートセンターは、商品の保管、ピッキング、梱包を行うフルフィルメントセンターと、お客様への配送を行うデリバリーステーションを繋ぐ、Amazonの配送網の中間に位置する拠点で、新たに約1,000人の働く機会を創出する予定で、仕分け作業や拠点の安全、品質・生産管理者など多様な職種が含まれるとのこと。
 今回、品川区に開設したAmazonのソートセンターは、先端物流設備を導入しており、大規模な仕分け能力を有している。様々な形状の梱包された商品の仕分けに対応したオートソーターを導入し、自動化への投資により仕分けプロセスの効率化を実現している。2フロアで延べ床面積は計約28,000㎡(テニスコート100面相当以上の広さ)、主に関東・北信越地方、及び北海道・沖縄に向けた幹線輸送の拠点として、1日に最大約75万個の商品を仕分けることができるとのこと。
 フルフィルメントセンターから配送方面が混載状態で出荷された商品を、ソートセンターで配送方面ごとに仕分けを行いデリバリーステーションへ発送することで、トラックなどの積載効率が向上し、より多くの商品を、効率的に配送することができる。また、積載率を高めることで配送拠点へ商品を運ぶトラックの台数も削減され、総輸送距離の短縮にも寄与するとのことだ。

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