SoftBank World 2026開催。テーマは「AX for Japan」
2026年7月14日 10時00分更新
ソフトバンク株式会社は本日7月14日、同社最大規模のカンファレンス「SoftBank World 2026」のライブ配信を開始する。配信は10時から始まり、当日はソフトバンクグループ代表の孫正義氏とソフトバンクの宮川潤一社長兼CEOによる特別講演が予定されている。
今回のテーマは「-AX for Japan- 未来をつくる力が、ひとつになる場所」。生成AIをはじめとするテクノロジーの急速な進化を、単なる業務効率化にとどめず、企業経営や社会システムそのものの変革(AX、AI Transformation)へとつなげる狙いがあるという。基調講演では、副社長執行役員兼COOの桜井勇人氏ら4名が登壇し、「AI革命の覚悟と挑戦」と題して、同社が自ら実践してきたAI実装やガバナンス、セキュリティ強化の知見を共有する。
注目のセッションの一つが、OpenAIとの合弁会社であるSB OAI Japanによるトークセッションだ。同社CEOで、ソフトバンク常務執行役員も務める野崎大地氏と、OpenAIでFDEを率いるColin Jarvis氏が対談し、AIを活用した経営変革の展望を語る。モデレーターはキャスターの滝川クリステル氏が務める。
講演一覧を見ると、当日のセッションは大きく4つの切り口に整理できそうだ。1つ目は、安川電機と進める「フィジカルAI」の社会実装など、通信・AI・ロボティクスを掛け合わせた次世代インフラ系のテーマ。2つ目は、AI時代の脅威にどう向き合うかが主題となるセキュリティ領域で、HENNGEのゼロトラスト論や東急不動産HDを交えたパネル討論のほか、デジタルアーツ、パロアルトネットワークス、日本プルーフポイント、Cato Networksなどが顔をそろえる。3つ目は、LINE WORKSやDialpad、Box、Omnissaといったサービスを軸にした、働き方改革とデジタルワークプレースの刷新を扱う領域だ。4つ目は、Gen-AXの自律型AIオペレーター「X-Ghost」や、ServiceNowとジェネシスクラウドサービスによる次世代ヘルプデスク、SCSKのAIネイティブERP、アクセンチュアによる基幹システムのモダナイゼーションなど、業務・基幹システムをAIで作り変える実践系のセッションが並ぶ。
パートナー企業としては、グーグル・クラウド・ジャパンや日本マイクロソフト、サムスン電子ジャパンといったダイヤモンドパートナーに加え、セールスフォース・ジャパンやHENNGEなど国内外の主要ITベンダーが名を連ねており、業界横断でAI活用の実装事例を紹介する構成となっている。
視聴には事前登録が必要で、公式サイトでアカウントを作成した上でマイページから視聴する仕組みだ。配信期間は本日7月14日~8月31日18時までで、7月21日以降は全講演のオンデマンド配信も加わる予定のため、当日視聴できない担当者も後日内容を確認できる。
生成AIの企業導入が本格化する中、通信キャリア大手が自社の実践知をどう提示するのか、本日の講演内容に関心が集まりそうだ。
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