NTTドコモが青函トンネルの旧海底駅(竜飛/吉岡地点)にて携帯電話サービスを提供開始

2016年2月15日 12時03分更新


 株式会社NTTドコモは、北海道旅客鉄道株式会社の協力を得て、青函トンネル内での災害時における連絡手段の一つとして利用できるよう、旧竜飛海底駅(竜飛定点)および旧吉岡海底駅(吉岡定点)等において、2016年2月19日より新たに携帯電話サービスの提供開始を発表した。

 旧竜飛海底駅(竜飛定点)および旧吉岡海底駅(吉岡定点)は、北海道新幹線の工事に伴い2014年3月に廃止されたが、青函トンネル内での緊急時の車両停車、乗客避難用施設として現在も残されている。

 エリア化により、緊急時に車両が停車する吉岡と竜飛のホームと避難所および避難用ケーブルカーの運行区画において、携帯電話の通話ならびにパケット通信(FOMA/LTE)が可能となり、災害時における乗客の安否確認連絡等、災害対策の一助になるものと考えられる。

 また、今回のエリア整備は車両の緊急停車時を対象としたもので、通常運行時を対象としたものではないとのこと。
 
 

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