リュミエール デスポワールが運営するスマホの最新情報メディア「happy iPhone」は、「低価格スマホプランの人気調査」を調査・発表した。
低価格スマホプランでは一番何が人気なのか、低価格スマホプランに変えたことによってどんなメリットがあったのかという、最新の料金プラン選択の傾向が明らかになった。
【調査結果1】低価格スマホプランでは「ahamo」が一番人気
10代~60代の男女300人に、どの低価格料金プランに変更しましたか?とアンケートしたところ、下記のような結果となった。
ドコモのサブブランド的な立ち位置にいるahamo(アハモ)に変更した人が、全体の1/5である20%に上ることがわかった。ahamoは月額3000円未満で、データ容量が20GBも使える低価格プラン。ソフトバンクのLINEMO・auのpovoと同じく、日本の3大通信キャリアが生んだ低価格プランの一つだが、圧倒的にahamoの人気が高いことがわかった。リリースされた時期も同じで、データ容量が20GB使えたうえに月額料金は3000円未満という条件もほぼ同じにもかかわらず、ahamoが圧倒的に人気という結果になっている。
総合的な得票数では劣ったものの、全体的なシェアとしては、楽天モバイルもahamoに負けず劣らずの数値となっている。楽天モバイルはこの秋、iPhone 13をドコモ・au・ソフトバンクと肩を並んで発売したことで話題になった。その際、iPhone 13の金額が全キャリア中最安値に設定されていたため、このタイミングで楽天モバイルに変えたユーザーは多いようだ。
【調査結果2】料金が安くなるのを期待して変更した方が70%以上
10代~60代の男女300人に、料金プランを他社に変更した決め手はなんですか?とアンケートしたところ、下記のような結果となった。
毎月の料金・維持費を安くするためにプラン変更したユーザーは、74%であることがわかった。全体の7割以上を占めているため、ほとんどの方が毎月の料金維持費を安くするべく、プラン変更したことがわかる。
乗り換え先のプランを選ぶうえで、データ通信回線の繋がりやすさを重視するユーザーは、全体の3%であることがわかった。「回線が繋がりにくいのでプランを変える」のは、よくあることだと思いがちだが、実際にアンケートを取ってみると、回線の繋がりやすさを重視する人は、全体の3%しかないことが明らかになっている。
【調査結果3】低価格プランへの乗り換え元で一番多いのはau
10代~60代の男女300人に、低価格プラン変更前の通信会社はどこですか?とアンケートしたところ、下記のような結果となりました。
低価格プランへの乗り換え元で一番多いのはau、次いでソフトバンクであることがわかった。一方で低価格プランから低価格プランへ乗り換えするのは、ごく僅かであることがわかった。
【調査結果4】毎月料金が安くなったことに満足する方は84%
10代~60代の男女300人に、他社の低価格プランに変えて満足したポイントは何ですか?とアンケートしたところ、下記のような結果となった。
低価格料金プランに変えたことによって、毎月の料金が安くなったことに満足するユーザーが、84%であることがわかった。一方で低価格プランに変えたことによって、データ通信回線の繋がりやすさに満足したユーザーは5%しかないことがわかった。本来なら「回線が繋がりにくいので会社やプランを変更する」ことも多いのだが、低価格プランに変更する方は、回線の繋がりやすさはそこまで重視していないことがわかった。