ソフトバンク・ペイメント・サービス、対面取引向けクレジットカード決済に「銀聯カード」対応の決済機能追加

2016年5月10日 11時05分更新


 ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社(以下「SBPS」)は、対面取引向けのクレジットカード決済「端末決済サービス」に「銀聯カード」対応の決済機能を追加し、2016年5月10日から提供開始することを発表した。SBPSでは、既に提供を開始している、オンライン決済の「銀聯ネット決済」とあわせて、ネット向けと実店舗向けの総合的な「銀聯カード」決済サービスの提供を実現する。
 
 観光庁が発表した「訪日外国人消費動向調査」では、2015年の訪日外国人観光客数は1,974万人超となり、過去最大だった2014年の1,341万人から47.1%も増加し、訪日観光客による消費は近年著しく拡大している。そのような環境にある中で、SBPSは加盟店のビジネスにおける訪日観光客対応とクレジットカード決済需要が伸びることを見据え、対面取引向けクレジットカード決済「端末決済サービス」に、「銀聯カード」の決済機能の提供を開始することを発表した。
 
 「銀聯(UnionPay)」は、中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり、政府主導で2002年3月に設立された銀行間決済ネットワーク会社。中国で最も普及している決済ブランドで、2015年の第1四半期には、「銀聯カード」の累計発行枚数は55億枚超、取扱金額は約1.2兆円の実績となり、取扱金額が世界No.1のシェアになっている。
 
 
 

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