WiMAX利用実態、ホームルーター比率は3年で2倍超
2026年3月18日 09時05分更新

株式会社EXIDEAは3月17日、モバイルWiFi・WiMAX専門比較メディア「WiMAX比較.com」に蓄積された口コミデータ22,666件を分析した「WiMAX利用実態白書 2026」を公開した。2023年から2026年初頭にかけての3年間のデータを横断的に分析したもので、WiMAXが”持ち運ぶ回線”から”自宅で使う工事不要回線”へとユーザー用途でシフトしている実態が浮かび上がった。

WiMAXはUQ Communicationsが提供するモバイルブロードバンドサービス。工事不要で導入でき、月額料金も固定光回線と比較して抑えられるケースがあることから、これまで主に外出先での利用やモバイルデータ通信の補完として活用されてきた。一方でここ数年、ホームルーター端末の普及と回線速度の改善が進んでおり、固定回線の代替としての需要が高まっている。
ホームルーター比率が3年で2倍超に拡大
端末の利用傾向を見ると、ホームルーター系の比率は2023年の25.6%から2024年53.5%、2025年には57.4%に達した。マンション居住者が調査対象に多く含まれていることもあり、固定回線の代替需要との親和性が高い可能性がある。契約理由の上位は「工事不要」(20.6%)、「キャッシュバック」(19.4%)、「料金」(15.0%)、「容量」(14.9%)の順で、速度よりも導入しやすさや総合的なコスト感が重視される傾向が見て取れる。2023年は「料金」が25.5%でトップだったのに対し、2025年は「工事不要」が21.3%で首位に立ち、選び方の軸が単純な月額比較から「手軽さ+お得さ」へ変化している。
通信速度は改善傾向、満足度との相関も明確
実測速度の分布では、101Mbps以上の速度帯に属するユーザーの比率が2023年の16.3%から2025年には27.9%に上昇した。速度満足度の平均値も2023年の3.49から2025年の3.65に改善している。速度帯別の総合満足度を見ると、0〜1Mbpsでは平均2.84だったのに対し、201〜300Mbpsでは平均3.87と明確な相関があった。ただし41〜60Mbpsでも平均3.61と一定の評価を得ており、ユーザーが求めるのは最高速ではなく動画視聴やWeb会議で支障のない十分な速度とEXIDEAは分析している。
自由記述コメントの頻出語では「満足」「快適」「安定」が高評価群に多く、「遅い」「途切れ」「バッテリー」が課題として挙がっており、カタログスペックよりも日常利用での体験品質がユーザー評価を左右している実態も確認された。
EXIDEAはこの調査結果を踏まえ、WiMAX比較.comの主要ページに口コミ機能を実装済みで、ユーザーが料金比較と並行して実利用者の声を参照できる環境を整えた。5G対応ホームルーターの普及や通信品質の向上が続く中、WiMAXが工事不要の自宅回線として固定回線市場に食い込む動きは今後も続くとみられる。
出典元:EXIDEA「WiMAX利用実態白書 2026」
URL:https://xn--wimax-lu8k074r.com/





