京急線に設置されたATMからクーポン配信、セブン銀行が実証実験
2017年3月2日 11時56分更新
セブン銀行は、京急線 23 駅に設置しているセブン銀行ATM38台にビーコンを取付け、スマホ向けに情報配信するサービスの実証実験を開始した。位置情報技術を活用したスマホ向け情報配信サービスの有効性を検証する。期間は3月1日から3月28日まで。
iPhone ユーザーが、カレンダーアプリ「ジョルテ」をインストールしてBluetoothをオンに設定し、京急線に設置されたセブン銀行ATMに近づくと、アプリがビーコンの発信する位置情報を検知し、セブン‐イレブンで利用できる商品引換クーポンを受信することができる。
システム構築は、クーポン発行システムとアプリの連動については野村総合研究所と、アプリへのコンテンツ登録・配信についてはブログウォッチャーと共同で実施する。
今後は、実証実験の結果をもとに、スマホ向け情報配信サービスによって有用な情報をリアルタイムで配信できるよう検討を進めるほか、災害時の情報発信などへの活用を図っていくとしている。