ソフトバンク出資のワンウェブ、インテルサットと合併で合意
2017年3月1日 16時05分更新
ソフトバンクグループは、同社が出資する米衛星通信ベンチャーのワンウェブと、衛星サービス会社インテルサットが合併で合意したと発表した。合併は株式交換方式で実施する。同グループは、統合後企業の議決権株・無議決権株を現金17億米ドル(約1,910億円)で買い取り、議決権39.9%を得る。1株当たりの取得額は5ドル。
ソフトバンクグループが2016年12月に10億米ドルを出資すると発表したワンウェブは、地球の低軌道を周回する小型衛星の開発に取り組んでいる。一方、インテルサットは衛星・地上回線を統合した通信ネットワークを運営しており、両社の合併によって通信網を組み合わせたサービス展開のほか、顧客基盤拡大や経営効率化を目指す。