ナビタイムジャパンは、本日5日より、バイク専用ナビゲーションアプリ『ツーリングサポーター by NAVITIME』にて、全国の一般有料道路の二輪車料金情報に対応し、あわせて、区間別に優先道路を指定するルート検索機能を提供する。
二輪車の通行料金は、高速道路の場合は軽自動車と通常同じ料金区分となっているが、一般有料道路の場合は各道路で料金設定が異なり、また横断的に整備された情報がなく、同社においても一般有料道路の料金を正しく表示できていなかったとのこと。今回、同社独自の情報収集により、全国の一般有料道路で二輪料金が設定されている道路情報の一つひとつを整備し、サービス内で表示できるようにした。一般有料道路の二輪車料金への対応は、ナビゲーションアプリにおいて初めてとなる。
対応した一般有料道路は、ライダーに人気の「芦ノ湖スカイライン」「箱根ターンパイク」「伊豆スカイライン」「三ヶ根山スカイライン」「嵐山高雄パークウェイ」など、全国65本。
ユーザーは、あらかじめルート検索条件設定にてユーザーが指定した排気量に応じた通行料金を、ルート検索結果画面上で、確認できる。
区間別に優先道路を指定するルート検索機能は、ルート検索の際に、経由地区間毎に優先する道路条件を指定できる機能で、推奨、無料、高速の3ルートから指定することが可能となっている。
これまでは、ルート全体を優先したルート検索はできたが、例えば「高速」優先に設定すると、個別の区間を「無料」優先で利用したい場合は再検索をして、期待したルートが出るまでに複数回検索を行う必要があった。同機能により、「走り慣れている区間のみ高速道路に乗りたい」「景色の良い有料道路を通りたい」といったユーザーの好みに合ったルート作成が可能になる。
2023年7月5日