スマホでのネットバンキング利用率は58%、男性50代がトップ
2026年5月7日 11時32分更新

NTTドコモ モバイル社会研究所は5月7日、スマートフォン利用者を対象にしたインターネットバンキングの利用実態調査を発表した。全国の20〜70代のスマートフォン利用者6,983人を対象とした調査で、利用率は全体で58%にのぼり、男性50代では74%と最高値を記録した。性別・年代・地域によって利用状況に明確な差があることが浮き彫りになった。
男性と女性で15ポイント差、70代では利用率が急落
性別で見ると、男性65%に対して女性は50%と、約15ポイントの開きがある。年代別では、男女ともに40〜60代での利用が多く、男性50代の74%が最高値となっている。一方、70代は男女ともに利用率が低く、女性70代では4割を下回っており、シニア層でのスマホを使った金融サービス利用が普及途上にあることを示している。
なお、配偶者の有無による差は3ポイント程度、子どもの有無による差は1ポイント程度にとどまっており、家族構成は利用率にほぼ影響しないことが確認されている。

都市集中が鮮明、関東・甲信越63%が最高
地域別では、関東・甲信越が63%でトップ、関西が61%で続き、両地域では利用率が6割を超えた。都市規模別の分析では、都市規模が大きいほど利用率が高まる傾向が確認され、特別区や政令指定都市では6割超となったとのこと。スマホでの金融サービス利用は、物理的な銀行窓口・ATMが少なくなりやすい大都市圏ほど、すでに日常的な手段として定着していることがうかがえる。

ネットバンキングの普及と並行して、金融機関各社はスマホアプリへの機能集約と認証強化を進めており、利用率の底上げには特に女性層・シニア層向けのUI改善や啓発施策が課題となりそうだ。
詳細と出典は以下を参照
モバイル社会研究所:2026年 お金とICT調査





