LINE、今夏を目処に「LINEモバイル」のサービス開始、MVNO事業への参入決定を発表

2016年3月25日 11時23分更新


 LINE株式会社は、2016年3月24日(木)に開催された「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」において、新たにMVNO(仮想移動体通信事業者)事業に参入、「LINEモバイル」として今夏を目処にサービスを開始することを発表した。
 
 

 日経BPコンサルティング社が発表したデータによると、2015年の日本国内におけるスマートフォン普及率は49.7%*1となり、国内人口の過半数が未だスマートフォンを利用していないことが伺える。このような状況を受け、LINEではスマートフォンのコミュニケーションインフラ提供者として、また、コンテンツプロバイダーとして、人と人、人とコンテンツの繋がりをより快適にすることを目的に、モバイル通信環境向上を目指してMVNO事業への参入を決定した。
*1 出典:日経BPコンサルティング「携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2015」
 
 

■LINEモバイルの特徴
1.アンリミテッドなコミュニケーション ― 「LINE」「Facebook」「Twitter」使い放題

「LINEモバイル」では、App Annie社による「2015年月間アクティブユーザー数ランキング」*2のiOS/Androidそれぞれにおいて上位5位以内に入る「LINE」、「Facebook」、「Twitter」の主要な機能に関するデータ通信量をカウントしない、アンリミテッドなコミュニケーションを実現。「Facebook」、「Twitter」の閲覧・投稿および、「LINE」でのトークのやりとりやタイムライン投稿・閲覧に加え、無料通話などが対象となる。
*2 出所: App Annie 2015 Retrospective Report

2.“安定の品質”と“最適価格” ― 1ヶ月500円からの「LINE」使い放題プラン
「LINEモバイル」は、株式会社NTTドコモの通信回線を利用することによる“安定の品質”および、ユーザーの利用状況に応じて利用料金が選択可能な “最適価格”を実現。利用料金は、1ヶ月最低500円(税別)からを予定しているほか、「LINE」使い放題は、全料金プランで適用予定。

3.ユーザーの利用ニーズ毎に最適化された様々な付加サービス
さらに、近年スマートフォンの性能向上と通信環境の高速化・大容量化に伴い動画・音楽・音声などコンテンツのリッチ化が進み、特に若年層においてデータ通信料が大きな負担となっている。そこで「LINEモバイル」では、音楽配信サービスをはじめとしたコンテンツサービスにおけるデータ通信量をカウントしないプランの提供も視野に入れているほか、LINEビジネスコネクトを活用したユーザーサポート、「LINEポイント」との連携による料金支払い時のポイントチャージなどを検討しているとのこと。
 
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