「Google station」、2018年中にもインドネシアのジャワ島とバリで無料Wi-Fiを提供予定

2017年8月30日 17時12分更新


 Googleは2015年9月に、インド全土の400の鉄道駅に無料Wi-Fiを敷設することによって、インドの人々の高速インターネットへのアクセスを利用可能にすると発表。同社ではそのプロジェクトを「Google Station」と呼んでおり、インド鉄道と通信事業者Railtelと協力して、実際に無料Wi-Fiを計画通りに敷設している。また駅だけでなくカフェや商業施設などでも無料Wi-Fiを提供していこうとしている。

 そのGoogleが今度はインドネシアでも無料Wi-Fi「Google Station」を敷設していくことを明らかにした。現地のFiberStar、CBNと提携し、2018年中を目処に、ジャワ島とバリで無料Wi-Fiを提供していく予定。

 インドネシアではジャカルタなどの大都市では、既に多くの人がスマホを所有しており、LTEも普及している。都市部でのネット環境は悪くはないが、2億5,000万人以上のインドネシアでのネット普及率はまだ50%程度といわれている。まだまだ開拓の余地は大きい。今回、Googlgeが無料Wi-Fiを提供するのはジャワ島とバリ島だが、本当にネット接続が求められているのは、地方のスマトラやスラウェシ、カリマンタンなどだ。

グーグルステーションロゴ

 今後の地方展開を期待したい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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