Google、ビデオ会議アプリ「Google Meet」を一般向けに5月から期間限定で無料提供へ
2020年4月30日 10時45分更新
Googleのビデオ会議サービス「Google Meet」が5月上旬から9月末まで、Googleアカウントを持っている一般ユーザーも無料で利用できるようになる。9月末以降、会議時間の上限は設定されるが、料金は引き続き無料となる。
Google Meetは、Googleが提供するビデオ会議アプリで、すでに法人向けサービスのG Suiteユーザーには、期間限定で無料提供されていた。なお、Google Meetは、以前、Hangout Meetという名称で提供されてきたが、今春、よりシンプルな名称になった。またチャットアプリのHangout ChatはGoogle Chatとして提供されている。
Google Meetでは参加者が映像でつながるだけでなく、スケジュール管理や画面共有、リアルタイムでの字幕表示(英語のみ)、画面レイアウトなどの機能が利用でき、最大100人が参加することができる。
ビデオ会議サービスというと、新型コロナでZoomの利用者が爆発的に増加しているが、このところセキュリティ面で問題視されている。その点、Google Meetでは、Googleアカウントを持っていない匿名ユーザーの利用は不可となっている。またビデオ会議主催者が参加を承認したり拒否したりといったコントロールができ、ビデオ会議で扱われるデータは全て暗号化される。
Googleは個人へのサービス提供を5月上旬から徐々に拡大するとしている。
関連カテゴリー