KDDIとエリクソン、IoT市場向けにLPWA技術の共同検証を実施
2016年6月30日 14時27分更新
KDDIは、エリクソンと共同で、省電力かつ広域なエリアカバレッジが必要なIoTデバイスに最適な通信規格「Cat-M1」および「NB-IoT」に対応するLow Power Wide Area技術 (以下、LPWA) の検証を実施。3GPPリリース13に基づくLPWA技術に対応したエリクソンのデモ装置を活用し、「Cat-M1」および「NB-IoT」の基本性能を検証し、IoT市場におけるさまざまなユースケースに適用できることを確認した。
これにより、広範囲におよぶIoTアプリケーションの迅速かつ柔軟な展開に加えて、さまざまなユースケースを想定した最適なIoTサービスの開発が期待できる。
LPWA技術は、今後拡大が見込まれるIoT市場において、省電力かつ広域なエリアカバレッジに加えて、データ送受信時の負荷を抑えることでIoTデバイスに搭載するバッテリーの長時間駆動 (約10年) やモジュールの開発費を抑えることが期待されている。
KDDIは、今後拡大が見込まれるIoT市場に向けて、LPWA技術の活用を積極的に検討していくとしている。
関連カテゴリー