KDDI、「5G」ドローンを用いた4K映像のリアルタイム伝送に成功

2018年6月15日 10時10分更新


 KDDIは、東京大学 中尾研究室、トライポッドワークス、プロドローンと共同で、5Gを用いたドローンからの4K映像伝送実験に国内で初めて成功したと発表した。
 
 実験は6月8日に、東京大学の柏IIキャンパス (千葉県柏市) で行われた。サムスン電子の5G装置で構築した実験エリアにおいて、プロドローン提供のドローンに搭載した4K高精細カメラからの空撮映像を、5Gに対応したタブレットを通じてリアルタイムにアップリンク伝送できることを確認。上空約150mから安定した4K高精細映像の伝送を可能とした。
 
 これにより、将来的に、建物や橋梁などの検査や農作物の育成状況の確認などさまざまな分野で、ネットワークにつながるドローンからの鮮明な映像を活用したソリューションの提供が可能になるという。
 
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