auも、スマホとウェアラブル端末が同じ電話番号で通話できる「ナンバーシェア」提供開始
2017年9月19日 17時16分更新
KDDIは、「Apple Watch Series 3」の登場にあわせ、スマートフォンが手元にない環境でもウェアラブル端末でスマートフォンと同じ電話番号を使用した通話とLTEデータ通信が可能となる「ナンバーシェア」の提供を開始する。基本使用料は月額350円 (税抜) 。通話料金およびデータ通信料金は、スマートフォンで契約中の料金プランが適用される。
「ナンバーシェア」は、ウェアラブル端末をスマートフォンとペアリングしていない環境でも、ウェアラブル端末でスマートフォンと同じ電話番号を使用した通話やLTEデータ通信が可能となるサービスである。
これまで、ウェアラブル端末では、スマートフォンとBluetoothにてペアリングを行うことで、スマートフォンを経由して通話やLTEデータ通信を利用できたが、「ナンバーシェア」を利用することにより、トレーニングやちょっとした外出など、スマートフォンを持ち歩かないシーンでも、ウェアラブル端末だけで電話やメールなどを利用できるようになる。
「ナンバーシェア」は、スマートフォン1台あたり1台のウェアラブル端末を設定できる。対応機種は、メインデバイスがiPhone 6 以降、サブデバイスがApple Watch Series 3となっている。
「ナンバーシェア」の利用には、データチャージオプション/データシェアへの加入が必要となる。また、「ナンバーシェア」契約中のウェアラブル端末は、別のスマートフォンと「ナンバーシェア」契約はできない。ウェアラブル端末を別のスマートフォンと「ナンバーシェア」で利用する場合は、一度「ナンバーシェア」契約を解除する必要がある。
なお、2018年12月31日まで、「ナンバーシェア」に新規加入すると、基本使用料が最大6か月間無料となるキャンペーンも実施する。