JR東日本など、前橋でスイカとマイナンバー連携実験
2020年11月12日 10時17分更新
JR東日本とJR東日本メカトロニクスとICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構は、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを活用し、2020年12月下旬より、交通系ICカード一枚を携行するだけでマイナンバーカード所有者向けの特典を受けられるサービスを前橋市で開始する。
主なサービス内容としては、Suica など交通系 IC カードの ID 番号とマイナンバーカードの情報をあらかじめ紐づけておけば、マイナンバーカードの代わりに交通系 IC カードを専用の端末にタッチするだけで、居住地や生年月に応じたマイナンバーカード所有者向けの特典を受けることが可能となる。マイナンバーカード所有者向けの特典を受ける際に、マイナンバーカードを改めて提示する必要がなくなる。
第一弾として、国土交通省の「令和2年度日本版 MaaS 推進・支援事業」に採択された「前橋版 MaaS」において 2020 年 12 月下旬よりサービスを開始。「前橋版 MaaS」への会員登録時、自分の交通系 IC カードとマイナンバーカードを紐づけておけば、マイナンバーカードを所有する前橋市民向けの特典を受けることができる。具体的には、交通系 IC カードを一枚もっているだけで、デマンド交通などをリーズナブルに利用できる移動サービスが予定されている。
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