ソフトバンク、JR瀬戸大橋線 「岡山駅~高松駅」区間の全トンネルを吹き込み方式でエリア化
2017年4月24日 17時24分更新
ソフトバンク株式会社は、快速マリンライナーも運行するJR瀬戸大橋線 「岡山駅~高松駅」区間の4カ所のトンネル内において、4月24日から携帯電話サービスの提供を開始すると発表した。これにより、JR瀬戸大橋線の全区間で通信ができるようになるだけでなく、“ソフトバンク”のSoftBank 4G LTE、“ワイモバイル”の4G(FDD-LTE)に対応した端末では、快適な高速通信も利用可能となる。
このエリア化により、駅構内だけではなく駅間のトンネル内においてもスマートフォンやモバイルブロードバンドルーターを利用できるようになり、事故や災害発生時などの異常時に情報収集の手段として活用できます。今回のトンネルエリア化は、トンネルの出入り口近辺に無線設備やアンテナなどを設置して、トンネル内に電波を吹き込む「吹き込み方式」と呼ばれる方法で実現。
新たにエリア化されたトンネル区間は、(JR瀬戸大橋線)植松駅~木見駅間の蟻峰山トンネル(2,155m)、木見駅~上の町駅間の福南山トンネル(3,652m)、上の町駅~児島駅間の児島トンネル(1,605m)、児島駅~坂出駅間の鷲羽山トンネル(823m)の4ヵ所。
鷲羽山トンネル内を対策する「吹き込み方式」のアンテナ
アンテナ設置工事風景
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