ビックローブは公衆無線LANサービスを開始へ、BIGLOBE SIMユーザー向けにアプリもリリース
2016年1月21日 18時17分更新
ビックローブは現在提供中のWi-Fiサービスを強化し、利用対象者を拡大した公衆無線LANサービス「BIGLOBE Wi-Fi」の提供を2016年2月1日より開始すると発表した。また「BIGLOBE SIM」ユーザー向けに利用データ量や契約内容を確認できるアプリもリリースする。
BIGLOBE Wi-Fi
ビックローブがこれまで提供してきた「Wi-Fiスポット」は「BIGLOBE SIM」ユーザーのみが利用可能のオプションサービスだったが、「BIGLOBE Wi-Fi」はライセンスを取得したユーザー全員が全国のコンビニや主要駅、東海道新幹線N700系車内、スターバックスなど全国80,000カ所のアクセスポイントを使えるようになる。
「BIGLOBE SIM」の他にBIGLOBEの接続会員もライセンス取得可能になり、「BIGLOBE Wi-Fi」の利用料は1ライセンスあたり月額250円(税別、以下同)。ただし「BIGLOBE SIM」ユーザーのうち、ライトSプラン、12ギガプラン契約者は1ライセンスを月額無料で利用することができる。1ライセンスにつき1台の端末を登録して使用する形となっており、1つのBIGLOBE IDあたり最大10ライセンスまで追加可能。
またBIGLOBEの接続会員ではないユーザーも月額200円のBIGLOBEの「ベーシック」コースに加入することで「BIGLOBE Wi-Fi」を利用できるようになる。この場合、「ベーシック」代200円、1ライセンス代250円で計450円から利用できる形となる。
BIGLOBE SIMアプリ
「BIGLOBE SIM」ユーザー向けにデータ通信量や契約状態が確認できる「BIGLOBE SIMアプリ」の提供も開始した。アプリでは当月の使用したデータ量の他に、前月の総通信量、直近72時間の利用量、ボリュームチャージ残量も確認できる。
また契約情報や通話履歴、利用明細が見れるだけでなく、料金プランの変更やシェアSIMカードの追加などもアプリから行えるようになっている。Wi-Fiスポットへの接続を支援する「オートコネクト」や通話料を下げる「BIGLOBEでんわ」などの関連サービスもアプリ内で確認できるなど、「BIGLOBE SIM」ユーザーであれば必須のアプリだろう。
なお提供されるのはAndroidのみであり、iPhone版は今年3月に提供予定とのこと。