イオンスマホ、2台で月額3,980円から利用できる「親子パック」開始

2014年11月21日 10時00分更新


 11月14日より、イオンとBIGLOBEが展開する格安スマートフォン「イオンスマホ」に親子向けのセット販売が開始されている。端末代金を含め、2台まとめて月額3,980円(税別、以下同)で利用できるというものだ。さらに子どものスマートフォン利用を見守るアプリ「スマモリ for イオン」も2年間無料で提供される。

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 具体的には月額2,980円の「イオンスマホLTE」と月額1,000円の「イオンスマホ(3G)」という従来のサービス・端末をそれぞれ保護者用、子ども用と位置づけ、セットで販売するサービスとなっている。

 保護者用にはLTE対応の「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」を用意。下り最大150MbpsのLTE通信を月5GBまで利用でき、それを超過後は最大200kbpsの通信まで制限される。通信プランは「BIGLOBE LTE・3G」ライトSプランで音声通話にも対応。通話料は20円/30秒。端末代金は3万1920円(1330円×24回)で、通信料金は月1650円。有料オプションとして「イオンスマホ安心パック」(月額600円)、通信量を超過した際に利用できる高速データオプション(100MB/300円)が用意されている。

 子供用の端末は3Gスマートフォン「geanee FXC-5A」。下り最大14Mbpsの3G通信を月2GBまで利用でき、超過後は最大200kbpsの通信に制限される。通信プランは「BIGLOBE LTE・3G」エントリープランなので、音声通話は非対応となっている。しかしSMS機能も使え、IP電話アプリを使えば通話は可能だ。端末料金は1万5120円(630円×24回)で、通信料金は月370円。こちらもオプションとして「イオンスマホ安心パック親子セット」(月額300円)や「高速データオプション」(100MBごとに300円)が用意されている。なお子供用のスマートフォンは2台まで契約でき、その場合は3台合わせて月額4,980円となる。

 2年間無料で使用できる「スマモリ」は子どものスマートフォン利用を管理でき、子供用スマホの居場所確認や使用時間の制限、有害サイトブロックからアプリの使用履歴やWebの閲覧履歴のチェックまでできるアプリとなっている。

 保護者用の端末はイオンスマホ第3弾で、子供用の端末は第2弾のもの。通信プランも従来から用意されているものなので、既存のものから分かりやすいパッケージを用意した良い例だと思われる。「イオンスマホ」はイオンを利用する層である主婦やシニア世代をターゲットとしたサービスであるため、こうした分かりやすく、ニーズを掴めそうな売り方はMVNO業界でも中心になってくるのではないだろうか。

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 提供される端末の仕様は以下の通り。

「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」

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・OS:Android4.3
・CPU:MSM8926 クアッドコア 1.2GHz
・メモリ:1GB
・本体容量:8GB(ユーザが使える領域5GB)
・液晶:5インチ HDディスプレイ
・バッテリー容量:2,150mAh
・メインカメラ:約800万画素
・インカメラ:約130万画素
・サイズ:約136.5(H)×67.7(W)×7.45(D)mm
・重量:約126g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n
・Bluetooth4.0対応

「geanee FXC-5A」

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・OS:Android 4.4
・CPU:MT6582M クアッドコア 1.3GHz
・メモリ:512MB
・本体容量:4GB
・液晶:5.0インチQHD(960×540)ディスプレイ
・バッテリー容量:2,000mAh
・メインカメラ:500万画素
・インカメラ:200万画素
・サイズ:約144.2(H)×71.7(W)×8.5(D)mm
・質量:約133g
・Wi-Fi規格:IEEE802.11b/g/n
・Bluetooth:4.0対応

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