ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」がAndroidに対応、7月より開発者向けに先行販売開始

2016年5月19日 11時18分更新


 ソフトバンクロボティクス株式会社とソフトバンク株式会社は、人型ロボット「Pepper」をGoogle のAndroid™ に対応させ、2016年7月より開発者向けモデルを先行販売すると発表した。

 「Pepper」は、ソフトバンクがフランスのアルデバラン社と共同開発した、人口知能搭載の人型ロボットである。世界初の感情を持ったパーソナルロボットとされており、人間の表情と声から感情を推定する感情認識機能を持ち、人間の言葉に対して様々なしぐさや返答ができる。

 今回の先行販売に先立ち、Android のプラットフォーム上でロボアプリの開発が可能になる新しいソフトウエア開発キット(SDK)「Pepper SDK for Android Studio」のベータ版の提供も2016年5月19日より開始するという。

 PepperがAndroid に対応することで、Android のアプリケーション開発者はすでに持っている知識や技術を活用し、Pepper向けのロボアプリを開発することが可能となる。Android のアプリケーション開発者は世界中に数多くいるため、Android に対応することでPepper向けロボアプリ開発者の裾野が大きく広がることになる。
 なお、従来のSDKである「Choregraphe(コレグラフ)」も引き続き提供予定であり、「Choregraphe」で開発したロボアプリは、Android に対応したPepperでも利用可能となっている。

 「Pepper」の開発者向けモデルの先行販売および「Pepper SDK for Android Studio」の詳細は以下のとおり。

【Android に対応したPepperの開発者向けモデル先行販売について】

販売開始時期:2016年7月
価格、料金プラン:
         本体価格:198,000円
         Pepper 基本プラン:11,800円×36カ月(分割支払)
         Pepper 保険パック:9,800円×36カ月(分割支払)
         総額(3年):975,600円

【「Pepper SDK for Android Studio」について】

提供開始日:2016年5月19日
ダウンロード方法:ホームページにアクセスしてダウンロード
価格:無料
  
  

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