楽天モバイル、法人向けSMS送信サービスの国内販売を本格開始
2023年5月22日 10時00分更新
楽天モバイルは、法人向けSMS送信サービス 「Symworld CPaaS SMS API」の国内販売を、本格的に開始した。なお、同サービスは楽天シンフォニー傘下のRakuten Symphony Singapore Pte. Ltd.が開発している。
楽天グループが自社開発し、運用する同サービスは、企業がユーザーの携帯電話やスマートフォンに、用途に合わせたSMS送信(一括・個別・予約等)ができるサービスとなっている。キャリアグレードでSMS送信を1通8円(税抜き)と業界最安級の価格で提供するとのこと。
また企業とユーザーの迅速かつ安定したコミュニケーションを実現するため、送信方式に「キャリア直接接続」を採用している。楽天モバイルを含む、国内携帯キャリア4社と直接接続することにより、高到達率・低遅延、かつ安全にSMS送信が可能となる。運用面においては、電話およびメールでの問い合わせに24時間365日無償サポートする。
SMSの送信方法は2通りある。1つ目は、APIで企業側のシステムを同サービスに接続することで行う「API連携送信」。API接続を行うことで、会員登録時など本人確認に用いるSMS認証用システムや、現在使用している社内業務ツールとの連携も可能となる。2つ目は、利用情報を分析し、表やグラフなどで可視化するダッシュボード画面から簡単な操作で送信ができる「ダッシュボード送信」。企業側はこのダッシュボードを活用し、送信内容の編集・管理だけでなく、送信設定の変更、送信先リストの管理・送信結果の分析などができるとのことだ。
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