LINE、資産運用に参入、分散投資サービス「FOLIO」と資本業務提携

2018年1月18日 11時46分更新


 LINEは18日、コミュニケーションアプリ「LINE」上での次世代型投資サービス「FOLIO」の展開に向け、FOLIOと資本業務提携を締結したと発表した。
 
 FOLIOは、テーマを選んで10万円前後から分散投資を始められるサービスで、2017年11月にβ版サービスを一般公開している。投資家は「ドローン」や「ガールズトレンド」といったテーマをえらぶだけで、複数の企業にかんたんに投資ができる。それぞれのテーマは、FOLIOが選定した10社の有望企業で構成されており、分散投資をすることにより株価変動リスクを比較的抑えることができる。
 国内株を取り扱う独立系証券会社においては、約10年ぶりのオンライン証券の誕生であり、テーマに投資できるサービスは日本初であるため、期待が高まっている。
 
 FOLIOは同日、LINE、ゴールドマン・サックス、電通ベンチャーズなど7社を引受先とした第三者割当増資による総額約70億円の資金調達を発表した。今後は「LINE」上での「FOLIO」展開に向けて準備を進めていくとしている。
 
 
 

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