ソフトバンクなど3社、バーチャル試着体験アプリの実証実験を実施
2022年2月24日 10時00分更新
ZOZO NEXT、ソフトバンクおよびMNインターファッションは、オンライン上で服のバーチャル試着体験が可能なアプリ「ALTRM(オルターム)」の実証実験を実施する。実証実験は2月21日から3月29日の30日間で、合計約400人を対象に「ALTRM」を実際に使用してもらうユーザーテストを行うとのこと。
「ALTRM」は、3Dバーチャルアバターを活用して、自宅やオフィスなど好きな場所から、いつでもどこでもオンラインでバーチャル試着が体験できるサービス。ユーザーは「ALTRM」にログインし、身長と体重を入力すると、入力データを基に3Dバーチャルアバターが生成される。次に画面に表示されているお好みのアイテムのアイコンをタップして選択すると、選択したアイテムが3Dバーチャルアバターに装着され、実際に試着した時と同様に着丈やサイズ感を確認することが可能となる。
「ALTRM」では、この実証実験のためにMNインターファッションが新たに立ち上げた紳士服ブランド「ALTRM(オルターム)」のアイテム全14型(サイズ展開:S/M/L)を販売し、バーチャル試着導入による購入率の変化を検証する。
バーチャル試着によって、実店舗に足を運ばなくても、時間や場所を問わずオンラインで試着を体験することが可能となる。また、購入前のバーチャル試着が可能になることで、オンラインショッピングの課題である、サイズ不一致や着用時の違和感による返品の減少、CVRの向上への貢献が期待されるとのことだ。