NECモバイルコミュニケーションズは携帯電話端末事業をNEC本体に移譲へ
2015年12月25日 16時28分更新
NECは、子会社であるNECモバイルコミュニケーションズから携帯電話端末事業を2016年3月1日付で譲り受けることを発表した。
NECは2013年7月に携帯電話端末事業の見直しを決定し、スマートフォンの新規開発を中止するなど同事業を段階的に縮小してきた。NECモバイルコミュニケーションズは現在フィーチャーフォン向けの事業を展開しているが、現在では独立会社として運営するには非効率な事業規模となったことを踏まえ、今回の決定に至ったとしている。NECは今回の体制見直しにより携帯電話端末事業の運営効率化を図り、同事業を継続していくという。
NECモバイルコミュニケーションズの2014年度の売上高は約230億円、端末出荷台数は約75万台で、従業員数は2015年11月末時点で約30名となっている。