今年、マーケティング担当者が最も注目したキーワードは「ビッグデータ」 ―― ジャストシステム
2015年12月25日 16時19分更新
株式会社ジャストシステムは、「マーケティングトレンドに関する調査」の結果を発表した。これはセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用し、事前のスクリーニング調査で「企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析(リサーチ)の職種に従事している」と回答した人を対象に行われた調査である。
マーケティング担当者が、2015年に最も注目したキーワードは「ビッグデータ」(19.0%)。次いで、「LINE」(17.0%)、「Instagram」(12.5%)、「定額制動画視聴サービス」(12.5%)となった。
今後注目したいキーワード最多は「IoT」(21.0%)。次に「Instagram」(19.5%)、「ウェブ接客」(19.5%)、「ビッグデータ」(19.5%)、「動画広告」(18.5%)と続き、「ビッグデータ」「Instagram」は2015年に引き続き、2016年もマーケティング担当者が注目するキーワードとなりそうだ。
主な情報収集源として最も多くのマーケティング担当者が挙げたのは「WEBサイト(電子版の新聞・本・雑誌は含む)」(64.0%)で、次いで「テレビ」(49.0%)、「本・雑誌(電子版を除く)」(46.5%)であり、4人に1人は主な情報源は「スマートフォンアプリ」と回答する結果となった。
利用中のSNSとして挙げるマーケティング担当者が最も多かったのは「LINE」(60.0%)。Twitter」(39.0%)で、「Facebook」は、2014年3月時の調査結果(57.2%)に比べると、利用率が28.0%と半減していることがわかる。
注目媒体に関しては、1位が「インターネット(PC)」、2位「スマートフォン」、3位「テレビ」と72.0%のマーケティング担当者が、「非常に関心があり、今後も注目していきたい媒体」として「インターネット(スマートフォン媒体以外)」を挙げ、最も多くのマーケティング担当者が重要媒体として認識しているようだ。
また、「コンテンツマーケティング」に、「現在取り組んでいる」マーケティング担当者は11.5%、「現在取り組んではいないが興味はある」は24.5%、「現在取り組んではいないしそれほど興味もない」は21.0%と、「コンテンツマーケティング」に4人に1人が興味を示している。
【調査の実施概要】
調査期間 : 2015年12月18日(金)~12月21日(月)
調査対象 :事前のスクリーニング調査で「企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析(リサーチ)の職種に従事している」と回答した全国の20代~60代の男女200名