NTTなど3社、幕張新都心にて回遊性の向上に関する実証事業

2022年1月26日 12時22分更新


 NTT、NTTドコモ、NTTコムウェアは、幕張新都心にてwithコロナ社会における安心・安全を考慮した回遊性の向上に関する実証事業を2月1日から行う。同実証事業においては、個人の目的や趣味・趣向に合わせたレコメンド、利便性の高い次世代モビリティと街や店舗の混雑情報や店舗の感染症対策状況の情報配信を組み合わせ、回遊性向上と密回避の両立をめざすとのこと。
 NTTと千葉市はこれまで包括連携協定を締結し、市の各種課題の解決に向けて連携しながら取組んでいる。幕張新都心エリアは、幕張メッセやZOZOマリンスタジアム、JR海浜幕張駅周辺のショッピング施設を中心に多くの人が訪れ、また、ベイエリアを中心に多くの住民が生活する街だが、回遊性の向上や賑わいの創出が課題となってる。これまでNTTドコモを中心に幕張新都心エリアにて、AI運行バスや電動小型モビリティの実証事業を通じてモビリティの技術検証やニーズ調査に取組んだ結果、各モビリティの利用需要があることを確認した。今回の実証事業においては、千葉市運営の「幕張新都心モビリティコンソーシアム」にて事業提案を行い、NTT、NTTコムウェアと共にICTを駆使してこれまでよりもユーザーの体験価値や移動の利便性の向上を図ることに加え、新型コロナウイルス感染症の影響をふまえた、誰もが安心・安全に街の周遊を楽しむ仕組みを実現することで、地域の活性化をめざすとのことだ。

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