ソフトバンク、2024年3月期第3四半期決算発表
2024年2月8日 12時32分更新
ソフトバンクは7日、2024年3月期第3四半期の決算を発表した。
<全社業績>
2024年3月期 第3四半期累計の売上高は4兆5116億円、前年同期比4%増。4事業(エンタープライズ/ディストリビューション/メディア・EC/ファイナンス)が増収。営業利益は7319億円、前年同期比7%増。全セグメント実質増益の年間計画通りに進捗。親会社の所有者に帰属する純利益は4067億円、前年同期比30%増。通期業績予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高75%、営業利益94%、親会社の所有者に帰属する純利益97%と、順調に進捗しているとのこと。
<セグメント別業績>
1.コンシューマ事業
前年同期比0.3%減収、同2%減益。当第3四半期にモバイル売上高が増収反転。2023年5月の中期経営計画発表時には2025年3月期からと見込んでいた通期での増収も、1年前倒しで達成を見込んでいるとのこと。スマートフォンおよび主要回線の純増数は昨年に引き続き好調が継続。スマートフォン累計契約数は前年同期末比5%増。
2.エンタープライズ事業
前年同期比5%増収、同15%増益。ソリューション等売上が同15%増収と引き続き順調とのこと。ソリューション等売上のうち7割超を占める“継続収入”は前年同期比18%増。
3.メディア・EC事業
前年同期比3%増収、同29%増益。コスト最適化やメディア事業の業績回復などが貢献しているとのこと。
4.ファイナンス事業
前年同期比95%増収。主にPayPayの子会社化による影響。2024年3月期 第3四半期累計の営業損失は35億円。2023年3月期の期初からPayPayを子会社化していたと仮定した場合、2023年3月期 第3四半期累計の営業損失118億円から大幅に改善した。
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