ソフトバンク、2024年3月期第1四半期決算発表
2023年8月8日 14時23分更新
ソフトバンクは4日、2024年3月期第1四半期の決算を発表した。また、中期経営計画の開始に伴い、2024年3月期 第1四半期よりセグメントの名称を変更した。セグメント区分等に変更はないとこと。
<全社業績>
2024年3月期 第1四半期の売上高は1兆4297億円、前年同期比5%増。全セグメント増収となった。営業利益は2463億円、前年同期比2%増。全セグメント実質増益の年間計画通りに進捗。親会社の所有者に帰属する純利益は1467億円、前年同期比15%増。通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高24%、営業利益32%、親会社の所有者に帰属する純利益35%と、計画通り進捗しているとのこと。
<セグメント別業績>
1.コンシューマ事業
前年同期比0.2%増収、同4%減益。モバイルサービス売上高の減少幅は縮小傾向。2025年3月期の増収目標に対して順調に進捗。営業利益の通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は31%と、通期増益に向けて順調に進捗。スマートフォンおよび主要回線の純増数は昨年に引き続き好調が継続しているとのこと。また、スマートフォン累計契約数は前年同期末比6%増。
2.エンタープライズ事業
前年同期比4%増収、同8%増益。ソリューション等が同17%増収と引き続き順調とのこと。ソリューション等売上のうち7割超を占める“継続収入”は前年同期比18%増。
3.メディア・EC事業
前年同期比2%増収、同31%増益。一過性の事業譲渡益を計上。
4.ファイナンス事業
前年同期比185%増収。主にPayPayの子会社化による影響。2024年3月期 第1四半期の営業損失は18億円。2023年3月期の期初からPayPayを子会社化していたと仮定した場合、2023年3月期 第1四半期の営業損失52億円から大幅に改善したとのこと。
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