日米間の海底通信ケーブル建設会社を設立。NTT、三井物産など4社
2022年7月12日 12時40分更新
NTTリミテッド・ジャパンとPC Landing Corp、三井物産、JA三井リースの4社は、日米間に新たな海底通信ケーブル「JUNO(ジュノ)」を建設・運営するセレンジュノネットワーク株式会社を共同設立すると発表した。
海底ケーブル「JUNO」は、千葉県・三重県と米カリフォルニア州を結ぶ。最新のSDM(Space Division Multiplexing, 空間多重)技術の導入により、ケーブル1本あたりの光ファイバー収容数を従来の16ファイバーペア(32芯)から20ファイバーペア(40芯)まで拡張し、総通信容量は350テラビットTbpsとなることが期待される。
近年急速に広がるグローバルのデジタル経済圏を支える基幹インフラとしての重要性を訴えている。
セレンジュノネットワーク株式会社は、NTTグループと三井物産が約37.5%、JA三井リースが約25%を出資。計画から販売までを一貫して展開し、顧客は世界的な大手テック企業や通信事業者を想定している。
運用開始は2024年末の予定。
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