NTTグループが「EXPO 2025 バーチャル万博 ~空飛ぶ夢洲~」アプリを提供開始する。NTTグループがプラチナパートナーとして協賛する未来社会ショーケース事業「大阪・関西万博バーチャル会場」を楽しめるアプリ「EXPO 2025 バーチャル万博 ~空飛ぶ夢洲~」が、2025年4月3日より提供開始されるそうだ。

このアプリは、NTTグループのXR事業を担うNTTドコモグループのコノキューが開発したもので、オンライン上に夢洲会場を3DCGで再現している。AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの技術を活用し、万博の魅力をより引き出すことを目的としている。特に、現地に訪れることが難しい人や、高齢者、海外のユーザーでも自由に参加できる点が特徴だ。
4月3日の提供開始にあわせ、NTTグループは「バーチャルNTTパビリオン」や「NTTドコモルーム」も公開する予定だ。「バーチャルNTTパビリオン」では、自分自身の「Another Me®」を生成し、未来の職業に就いた”もう一人の自分”から、NTT研究所の音声合成技術を活用したメッセージを受け取ることができる。また、NTT版の大規模言語モデル「tsuzumi」による自由対話も体験できるようだ。

「NTTドコモルーム」では、学生から募集したアイデアとドコモの技術を組み合わせたバーチャル空間が展開される。「ミライストリート」「ミライハウス」「ミライギャラリー」の3つのエリアで構成されており、「ミライストリート」と「ミライハウス」では、”五感を共有する技術”「FEEL TECH®」のアイデアをもとに、近畿大学の学生が考案した仮想の店舗や部屋が登場するそうだ。そこに登場するNPC(ノンプレイヤーキャラクター)を通じて、未来の暮らしをリアルに体験できるという。
「ミライギャラリー」では、ドコモが2002年から開催している創作絵画コンクール「ドコモ未来ミュージアム」の作品を展示する。大阪・関西万博賞受賞作品をはじめ、3D技術を活用した新たな鑑賞体験が提供される予定のようだ。
参照元:https://group.ntt/jp/newsrelease/2025/04/03/250403a.html