“スマホ決済”メイン利用者で、“マイナポイントの申し込み意向”が高い—KDDI調べ

2020年7月31日 11時17分更新


 KDDI株式会社と、共通ポイントサービス「Ponta (ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、「マイナポイント」に関する調査の結果を発表した。同調査は、あなたの知りたい”いま”をPonta提携社と調べる「Pontaいましる」2020年7月調査として、「Pontaリサーチ」にて実施した。

【マイナンバーカードの交付、申請済みは男性20代・30代が5割超】
【1】マイナンバーカード申請状況
 マイナンバーカードの交付の申請について「交付の申請済み (カードの到着有無合わせて)」は、性年代別でみると、男性20代、30代が5割を超えた。次いで、男性・女性の60代以上が4割を超えた。
 マイナンバーカードの申請時期は「2020年」が34.0% (2020年1~5月は16.5%、2020年6月以降は17.5%) と最多。2番目に多い「2016年」の29.5%と比べて、高い割合。
 本調査 (2020年7月10日~2020年7月13日) 時点で、マイナンバーカードの申請時期が「2020年」は34.0%となり、マイナンバーカードの交付が開始された「2016年」の29.5%を上回った。「2020年6月以降」では17.5%となり、2017年~2019年それぞれの年と比べて高い割合。

【マイナンバーカードの申請のきっかけ、「マイナポイントの申し込み」36.3%】
【2】マイナンバーカード申請のきっかけ
 マイナンバーカードの交付申請のきっかけについて「マイナポイントの申し込み」が、36.3%と最多。次いで「身分証明書として」29.8%。マイナンバーカードの申請のきっかけは「マイナポイントの申し込み」が最多。

 【1】のマイナンバーカードの申請時期が、2020年のうちでも「6月以降」が高かったことから、本調査においては、マイナポイントをきっかけにして、マイナンバーカードを申請した、申請予定の方が高い傾向がうかがえる。

【メインのキャッシュレス決済がスマホ決済の人は、マイナンバーカードの申請割合が高い】
【3】メインのキャッシュレス決済とマイナンバーカード申請状況
 キャッシュレス決済について「スマホ決済 (コード型または非接触型)」をメインで利用している人は、他のキャッシュレス決済をメインに利用している人よりも、マイナンバーカードの交付申請をした割合が高い。
 マイナンバーカードの「交付の申請済み (カードの到着有無合わせて)」の人は、「まだ交付申請していない」人「申請するつもりのない」人よりも、「ふるさと納税」「NISA」「iDeCo」の利用割合が高い。
 マイナンバーカードの「交付の申請をするつもりはない」人においては、利用したことのある税制優遇や還元策について「あてはまるものはない」が27.3%となり、「交付の申請済み」の人よりも、高い傾向。

■マイナンバーカードについておうかがいします。あなたご自身についてあてはまるものをお知らせください。

【マイナポイントを”知っている”、”聞いたことがある”合わせて、87.0%】
【4】マイナポイントの認知
 マイナポイントを「知っている」52.3%、「名前を聞いたことがある程度」34.7%。マイナポイントについて知っていること、「上限は1人あたり2万円分の25%、最大5,000円分」は55.0%、「チャージや決済の金額に対して25%のポイントが付与される」は39.4%。
 ”25%の還元が受けられること”に関する2つの選択肢において、15.6%の差となった。
 1人あたり”最大5,000円”分の還元という、金額面がより高く認知されている傾向が伺える。

■あなたは「マイナポイント」をご存じですか。(ひとつだけ)

【マイナポイント申し込み受付開始、約10日間で「申し込み手続きを完了した」は1割】
【5】マイナポイントの申し込み状況
 調査期間2020年7月10日~2020年7月13日で、マイナポイントの「申し込み手続きを完了した」は1割。「申し込みたいが、手続きはしていない」という、申し込み意向は約5割。
 マイナポイントの申し込み手続きの受付が開始された、2020年7月1日から約10日間で、申し込みを完了した人は10.0%となった。

 キャッシュレス決済について「スマホ決済 (コード型または非接触型)」をメインで利用している人は、他のキャッシュレス決済をメインに利用している人より、マイナポイントの申し込み手続きを完了した割合が高い。
 メインで利用するキャッシュレス決済手段それぞれの「マイナポイントを申し込む予定はない」の割合を比較すると「スマホ決済 (コード型)」が25.0%、「スマホ決済 (非接触型)」が20.2%と、20%台だった。
 スマホ決済をメインに利用する層で、マイナポイントに対する高い申し込み意向が伺える。

【マイナポイントに登録したキャッシュレス決済を使う店舗、「コンビニエンスストア」が1位】
【6】マイナポイントによる、キャッシュレス決済の利用動向
 マイナポイントによって、キャッシュレス決済で使う「金額が増えると思う」は約3割。
 マイナポイントに登録したキャッシュレス決済手段を利用する店舗、1位「コンビニエンスストア」、2位「スーパーマーケット」、3位「ドラッグストア」。

<調査概要>
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2020年7月10日~2020年7月13日
パネル: 「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしている方)
回答者数: 3,000人 男性、女性×年代別(20・30・40・50・60代以上)の各10セルで300サンプル
※調査結果は小数点第2位を四捨五入している。
 
 
 
 

 
 

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