NTTドコモ、2014夏モデルを12機種を発表
2014年5月16日 11時36分更新
・VoLTEへの対応を始め、ハイスペック化が進む。
・ドコモがおすすめするアイテムを取り揃えたアクセサリーの新ブランド「docomo select」もスタート
NTTドコモは、2014年夏モデルとなるスマートフォン・タブレット9機種、ドコモ ケータイ2機種、USB型データカード1機種の合計12機種機種を発表した。
今回のモデルの一番の特徴はやはり国内初となる「VoLTE」に対応した点。対応する端末はGALAXY85、XperiaZ2、AQUOSZETA、ARROWSNXなど一部に限られるが、目玉機能となる。
その他、待受状態を維持できる非常用節電機能の搭載したことにより、電池残量15%の状態から約3日間持続できる点も大きく改善されたといえよう。また充電効率が向上した「急速充電」への対応や、4K動画の記録・再生など、ハイスペック化が進んでいる。
【機能一覧表】
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/2014/05/14_00_3-2.pdf
とはいえ今回こそVoLTE対応などの注目される機能もあったが、端末毎の機能差はほとんどなくなってきた。ソフトバンクが新機種発表会をやめることもその表れともいえる。そんななか、端末独自の機能や優位性を訴えるだけではなく、ユーザー目線で例えば利用シーンを提案することも必要となるかもしれない。
なお今回、スマートフォンやタブレットのアクセサリーについて、ドコモがおすすめするアイテムを、13カテゴリ・約300点以上(2014年5月末時点)取り揃えたアクセサリーの新ブランド「docomo select」を立ち上げると発表した。充電機器やワイヤレスイヤホン、TVチューナーなどの周辺機器から、「ムーブバンド」などのスマホと連動した健康器具なども展開する。客単価向上というメリットも見込めるが、ある意味これもスマホやタブレットの機能を最大限活かせるシーンを一緒に提案する手法の一環とも言える。