NTTドコモ、ビジネス向けフィーチャーフォン「F-07F」を発表
2014年5月16日 11時35分更新
NTTドコモは5月14日、富士通のフィーチャーフォン(従来型携帯電話)である「F-07F」を発表した。発売時期は6月中旬を予定。カラーはBlack、Goldの2色になる。
今日のビジネスの現場では、多機能化したスマートフォンとともに、シンプルなフィーチャーフォンもいまだに根強い人気を誇っている。F-07Fはビジネス向けフィーチャーフォンとして、重厚なブラックと華やかなゴールドの2色展開である。
本体は傷がつきにくく、表面は硬化コーティングを施したハードパネル、裏面も傷がつきにくく塗装も剥がれにくい、「ウルトラタフガードPlus」塗装で長くきれいに使える。スマートフォンよりロングユーザーの多いフィーチャーフォンにとっては望ましいボディである。手になじんで持ちやすいスリムなウェッジシェープフォルムは、スーツの胸ポケットに納まるサイズ。約3.3インチ、フルワイドVGA、TFT液晶ディスプレイを搭載したフィーチャーフォンである。
スマートフォンと比べて機能はシンプルなように思われるかもしれないが、カメラひとつとっても、背面に約1310万画素のCMOSカメラを内蔵しており、FullHDムービーを撮影することもできる。ほかにも、Bluetooth®によるハンズフリー通話や、防水・防塵、おサイフケータイ®、GPS、テザリング対応の無線LANなどの機能がそろった、ハイスペックなフィーチャーフォンである。さらに、フィーチャーフォンとしては大容量の1,000mAhのバッテリーを搭載。さらに、消費電力を抑えるecoモードの搭載により、更なる長時間使用が可能に。長時間の外出のみならず、宿泊を伴う出張や旅行などにも安心して持ち出せる。まさにビジネス仕様のケータイと呼ぶにふさわしい。
続いて通話品質だが、騒音下でもはっきり聞き取れる「スーパーはっきりボイス3」、状況に応じて適切な通話音量に調整する「ぴったりボイス®」、相手の声をゆっくり聞こえるようにする「ゆっくりボイス」の搭載により、いつでもどこでも快適に通話ができる。
指定したデータをまとめて非表示にできる「プライバシーモード®」、microSDにパスワードをかけられる機能、周囲の覗き見を防止する「プライバシービュー」に対応と、ビジネスにおける個人情報保護の観点からも安心なケータイだ。
また、忙しい勤労者のために健康管理ができる機能も搭載。ケータイを持ち歩くだけで、歩数や消費カロリーなどを計測する。歩数計と連動した待受画面で、手軽に歩数やかつ同僚などが確認できる。
主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約111(H)×50(W)×12.8(D)mm、重量は約112g。液晶はメイン画面は約3.3インチ、480×854 ピクセル、サブ画面は約0.8インチ有機EL ディスプレイで96×39ピクセル。外部メモリはmicroSDXCで最大128GBまで対応。バッテリー容量は1000mAhで連続待受(3G)は約620時間(連続通話 約250分)。防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)、カメラは約1310万画素(CMOS)、GPS、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth(2.1+EDR)、 赤外線通信、ワンセグ、おサイフケータイに対応。
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