日本通信、「LG G2 mini」をAmazonにて発売開始

2014年8月5日 15時18分更新


・これまでの廉価版端末とは一線を画した「格安スマホ」

・「安い理由」をしっかりと告知することも必要か。

 
 
 日本通信株式会社はLG Electronicsのフラグシップモデル「G」シリーズ「LG G2 mini」をスマホ電話SIMフリーDataと組み合わせ、Amazon.co.jpで販売開始すると発表した。

 料金は通信料金と本体代金あわせて月額2,980円(税別)から。一般的に「廉価版」になりがちな格安スマホ端末に、比較的人気の端末を用意した。「格安スマホの市場を切り拓いた日本通信の責任」として「十分クオリティが高いスマホを提供したい」という。

■競合2社との料金比較(音声基本料+高速データ金額)
     日本通信           IIJ     BIGLOBE
1GB    1,560円           1,600円   1,600円
2GB    1,900円           2,220円   2,405円
3GB    2,510円           3,260円   3,738円
4GB    3,120円             -     -
8GB    3,980円             -   4,690円/7GB

 確かに競合2社と比較しても価格面では安く、またデータ通信料でも選択の幅が広がったようだ。また「格安スマホ」の最大の欠点ともいえた、 「廉価版の端末」もある程度クリアされた点は評価したい。今後は「格安スマホ」間でも、 端末が選択できたり、もちろん料金プランも細分化されて選択肢が増えていくのかもしれない。

 ただ航空会社でもレガシーな航空会社にLCC航空会社が加わり価格面では大きな成果が生まれたが、実際の利用については、座席の広さ、荷物の重量制限など安いには安い理由がある。一瞬我慢すればいい飛行機ではなく、毎日使う携帯電話。各社は「安い理由」もしっかりと告知する必要があるかもしれない。

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