ソニー、国内MVNO向けXperiaモデル「Xperia J1 Compact」を発表
2015年3月20日 15時52分更新
3月19日、ソネットとソニーモバイルコミュニケーションズはソネットが提供するLTE通信「PLAY SIM」の音声通話付プランとXperiaスマートフォン「Xperia J1 Compact」を組み合わせた商品を発売すると発表した。
「Xperia J1 Compact」は国内のMVNO向けに発売される初のXperiaシリーズとなり、SIMロックフリー端末となっている。カラーはホワイトのみ。4月20日発売予定。
「Xperia J1 Compact」は2014年6月にドコモ向け端末として発売された「Xperia A2」をベースにしたモデル。性能はほぼA2そのままであり、OSはAndroid4.4、液晶は4.3インチ HD(1280×720)トリルミナスディスプレイ for mobileを搭載。CPUは2.2GHz クアッドコア、メモリは2GB、ストレージは16GBとなっている他、IPX5/8、IP5Xに準拠した防水・防塵性能、おサイフケータイ(発売日時点では、モバイルWAON、楽天Edyに対応)にも対応するハイスペックな端末だ。ただし「Xperia A2」は対応していたワンセグは「Xperia J1 Compact」では対応していないので注意が必要だ。
デザイン面では4.3インチ液晶であるため手に心地よく収まるサイズに収まっている他、サイドにはラウンド状のアルミフレームを、背面パネルは上質なマット仕上げとなっているため、手に吸いつくような心地よいフィット感を実現しているという。
メインカメラには2070万画素のイメージセンサー「Exmor RS for mobile」、高精細撮影を可能にする画像処理エンジン「BIONZ for mobile」、明るく広角撮影が可能な「Gレンズ」など、ソニーのカメラテクノロジーが惜しみなく搭載されているのもポイントだろう。また音楽再生でもソニーならではの技術「ClearAudio+」を搭載し、上質な音が楽しめる。
なおSIMロックフリー端末となっているが、ベースモデルがドコモ向けに開発された「Xperia A2」なので、ドコモ以外の通信網を利用したMVNO事業社での利用は対応周波数帯の問題から避けたほうが無難だろう。
「Xperia J1 Compact」の本体価格は55,000円前後。単体では発売されず、ソネットが提供する「PLAY SIM」の音声通話付プランとセットで提供される。ソネット、ソニーモバイル、イオンで販売されるが、それぞれプランが異なっているので注意したい。
ソネットのWebサイトで販売されるプランは下り最速150Mbps、通信容量が80MB/1日の音声通話付きのプランで月額1,610円。端末を24回分割払いで購入した場合は3,888円となる。
ソニーストアで販売されるプランは下り最速150Mbps、月間データ通信量量が2GBで月額1,580円となっている。
端末の主な仕様は以下の通り。
・OS:Android4.4
・CPU:MSM8974 2.2GHz クアッドコア
・メモリ:2GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:4.3インチ トリルミナスディスプレイ for mobile
・解像度:HD(1280×720)
・バッテリー容量:2300mAh
・メインカメラ:2070万画素
・インカメラ:220万画素
・サイズ:約128(H)×65(W)×9.7(D)mm
・重量:約138g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.0対応
・防水・防塵(IPX5/8、IP5X相当)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFCに対応
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