NTTドコモ、「Xperia Z3」をそのままコンパクトにした「Xperia Z3 Compact SO-02G」を発売
2014年11月12日 15時58分更新
NTTドコモは11月12日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z3 Compact SO-02G」を発売した。「Xperia Z3 Compact SO-02G」は「Xperia Z3」を性能はそのままに一回りコンパクトにしたモデルだ。「Xperia Z3」はKDDI、ソフトバンクと3キャリアから発売されるのに対して、本機種の販売はドコモ限定となっている。カラーはOrange、White、Black、Greenの4色。
液晶は4.6インチHD(1280×720)トリルミナスディスプレイを搭載。片手で快適に操作できる大きさだ。「Xperia Z3」と同等のPX5/8相当の防水、IP6X相当の防塵にも対応している。
カメラはXperia史上最高のISO感度を実現。暗い場所でもノイズを抑えた写真が撮影可能だ。レンズも新しいGレンズを搭載し、より広角に撮影できる。カメラ機能では写真や動画に文字入力や立体的なアニメーションが追加できる「ARファン」、メインカメラとインカメラで同時に撮影することで、自分の表情と風景を一枚の写真に残すことができる「フェイスインピクチャー」、撮影前後10秒を録音し、後から音と写真を一緒に再生することができ、より思い出深い写真が残せる「サウンドフォト」、他のXperiaやソニー製のカメラとWiFiやNFCで接続することで異なる視点からの撮影が可能となる「マルチカメラ」などを搭載。
動画も4K撮影に対応しているのは勿論、新たに搭載された電子式手ブレ補正技術「インテリジェントアクティブモード」により、動きながらの撮影でもブレを抑えた滑らかな動画を撮影できるようになった。
ミュージックプレイヤーとしての機能ではハイレゾ再生に対応する当然として、ソニー独自技術「DSEE HX」をオンにすることによってハイレゾ以外の音源でも、ハイレゾ相当の高音質で楽しむことができる。またWALKMANで培ったノイズキャンセリング機能も備わっており、対応ヘッドセッドを使えば最大99%の騒音をカットしてクリアな音質を楽しめる。フロントスピーカーには前モデルに引き続き「S-Forceフロントサラウンド」を搭載し、臨場感溢れる音楽を再生可能。
「Xperia Z3」とのサイズ以外の違いは、こちらの方が内蔵メモリ、本体容量、バッテリーが小さい他には、NOTTV、フルセグに対応していない位だ。高感度カメラ、ハイレゾ再生、4K動画の撮影、「PS4 リモートプレイ」など、小さいながら「Xperia Z3」同等の機能をほぼ使えるようになっている。
各キャリアが発売するAndroidスマートフォンはいずれも液晶が5インチも超えており、「Xperia Z3 Compact SO-02G」のような小さな液晶を持つ機種は確実にニーズがあると思われる。iPhone6ともサイズが似通っているので、有力な対抗馬となるだろう。
「Xperia Z3 Compact SO-02G」
・OS:Android4.4
・CPU:MSM8974AC 2.5GHz クアッドコア
・メモリ:2GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:4.6インチ TFT液晶トリルミナスディスプレイ for mobile
・解像度:HD(1280×720)
・バッテリー容量:2600mAh
・連続待受時間:約650時間(LTE)
・メインカメラ:2070万画素
・インカメラ:220万画素
・サイズ:約127(H)×65(W)×8.6(D)mm
・重量:約129g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.0対応
・防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC、ハイレゾ、VoLTEに対応
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