仏Wikoが日本の格安スマホ市場に参入、第1弾端末「Tommy」gooSimsellerで販売開始

2017年2月23日 13時39分更新


 NTTレゾナントは、ECサイト「gooSimseller」において、「Wiko」が日本市場に初めて投入するSIMフリースマホ「Tommy」を「OCN モバイル ONE」とセットで販売開始した。
 
 「Wiko」は、日本法人ウイコウ・ジャパン(Wiko Japan)を設立し、2月14日に日本市場参入を表明したフランスのモバイル端末ベンチャー企業である。2011年にマルセイユで設立し、現在までヨーロッパ、アジア、アフリカの世界33カ国で事業を展開。フランスでシェア第2位、西ヨーロッパ各国でシェアTOP5にランクインするスマートフォンブランドに成長している。
 アジアでは、これまでインドネシア、タイ、マレーシア、ベトナムで事業を展開。そして、2020年の東京オリンピックに向けてネットワーク環境の整備が進み、SIMフリー端末のマーケット拡大が期待される日本市場を「マーケットバリューが高い」と捉え、34カ国目の参入市場として決定した。
 技術力の高い日本の通信インフラでの事業展開を通じて獲得したノウハウを、グローバル展開にも活用したい考えである。
 
 日本市場参入の第1弾機種として販売を開始したのが、LTE対応・5インチHDディスプレイ搭載の「Tommy」。「Tommy」は、オンセル技術搭載IPS液晶による5インチHDディスプレイを搭載し、チップセットにはローエンド向けのSnapdragon 210(MSM8909+)を採用。メモリは2GB、ストレージは16GB。VoLTEに対応しており、カラーは6色。第1弾ではブリーン、フラッシュレッド、トゥルーブラックの3色を展開し、他3色は今後順次展開する予定である。
 
 価格は、一括払いが13,200円(税抜)。また、「OCN モバイル ONE」音声通話対応SIMとのセット購入で分割払いもできる。分割払いは550円(税抜)/月×24回。
 
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