東日本37社で、電車車内の優先席での携帯電話使用OKに。

2015年10月3日 15時55分更新


東日本の鉄道事業者37社は、10月1日からJR東日本など優先席付近における携帯電話使用マナーを「混雑時には電源をお切りください」に変更した。これまでは「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」となっていた。

 関東、東北、甲信越のなど東日本の鉄道事業者37社は、は10月1日より、優先席付近における携帯電話の使用のマナーを「混雑時には電源をお切りください」に変更した。従来は、優先席付近では電源オフ、優先席以外ではマナーモードに設定し、通話は控えるよう案内していた。

 2013年1月に行われた総務省の「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正や、スマートフォンの普及に代表される昨今の携帯電話の利用形態の変化の状況を踏まえた変更となる。また、西日本の主な鉄道事業者は、昨年7月頃からすでに同様の案内変更をしている。

 これにより、電車車内での携帯電話利用の利便性は向上するが、今後も利用者はマナーを守って利用することを最優先にしてもらいたい。

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