ドコモ、「d払い」が電子マネー「iD」による「かざす」決済に対応

2019年11月18日 15時37分更新


 株式会社NTTドコモは、「d払い」(街のお店)において、現在提供しているバーコードやQRコードを「見せる」「読み取る」ことによる決済方法に加えて、電子マネー「iD」による「かざす」ことによる決済方法を提供する。決済方法の選択肢を拡大することで、より幅広い層のユーザーが、日常生活のさまざまなシーンで、「d払い」を便利に、お得に利用できる世界を実現していくとのこと。

 第一段階として、2019年11月19日から、「dカード mini」を「d払い」に統合することにより、ドコモのAndroidスマートフォンユーザーが、「d払い」において、全国の「iD」加盟店でスマートフォンを「かざす」ことによる決済ができるようになる。各種アプリ、Webサイトなどでは、この決済方法を「d払い(iD)」と表記する。
 なお、「d払い(iD)」の利用にあたっては、別途「iD」アプリからの申込み・設定が必要だが、現在「dカード mini」を利用中のユーザーは、変更の手続きを行うことなく、引き続き「d払い(iD)」としてサービスを利用できる。

 第二段階では、「d払い」のウォレット残高を利用した決済に対応することで、他社のスマートフォンを利用中のユーザーにも拡大。また、iOS向けにも「d払い(iD)」を提供し、より多くのユーザーに「d払い」で「かざす」ことによる決済を利用してもらえるようにしていく。

■統合のイメージ

 「dカード プリペイド」は、三井住友カード株式会社が発行するプリペイドカード。
 「dカード mini」をiモードで利用しているユーザーは、現在設定されているカード情報の有効期限まで「dカード mini」として利用できる。

■「dカード mini」の「d払い」への統合に伴う変更点

 「dカード mini」の「d払い」への統合に伴い、2019年11月19日から以下の点が変更になる。

1、Android版「d払い」アプリ内のウォレット機能に「iD」アプリへのリンクを追加し、「d払い(iD)」の設定や確認が行えるようになる。
2、「iD」アプリに表示される券面画像が「d払い」のデザインに変更される。
 
 
 
 

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