トヨタ自動車、コンパクトサイズのコミュニケーションロボット「KIROBO mini」を発売
2016年10月3日 17時32分更新
トヨタ自動車は、コンパクトサイズのコミュニケーションロボット「KIROBO mini」を全国のトヨタ車両販売店を通じて2017年に発売すると発表した。
全国販売に先立ち、今冬には東京都・愛知県の一部販売店で「KIROBO mini」の先行販売を計画しており、WEBによる事前予約の受付を予定している。本体価格は、39,800円(税抜き)となる見込み。
「KIROBO mini」は、座った姿勢で高さ10㎝と手のひらに収まる小柄なサイズのコミュニケーションロボット。話しかけた人の方向に顔を向け、顔や手などを動かしながら雑談のような何気ない会話が可能。トヨタでは、人に寄り添い、心を通わせる存在を目指し開発したとのこと。
様々なしぐさや会話は、主に「KIROBO mini」本体と専用アプリをインストールしたスマートフォンとをBluetoothでつなぐことで実現している。本体に搭載したカメラにより人の表情を認識して、感情を推定しながら人の気持ちに寄り添った動作や会話を行う。また、クルマや家から取得する情報を踏まえた会話もできるという。
「KIROBO mini」は、クルマづくりの根底にあり続ける、「人に寄り添い、心を動かす」という理念をクルマとは違う形で表した新たなモノづくりのチャレンジ「TOYOTA HEART PROJECT」の一環として推進し、具現化したものとなっている。
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