メルカリ、無人投函ボックス 「メルカリポスト」を今夏より開始
2020年2月21日 13時29分更新
メルカリは、今夏より「メルカリ」で売れた商品が発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」の運用を、ヤマト運輸を集荷パートナーとして開始する。全国のドコモショップや「メルペイ」加盟店などを中心に、2023年までに全国5,000か所への設置を目指すとしている。
メルカリは、2015年4月より、独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」をヤマト運輸とともに開始した。CtoC初となる匿名配送や、全国のコンビニエンスストアから発送ができる配送スキームなど、安心安全で利便性が高い配送網により、利用者から高い評価を得ている。また、「らくらくメルカリ便」は、サービス開始後順調に取り扱い件数を拡大し、発送拠点もファミリーマート・セブン-イレブン・オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」と拡大してきた。2017年には集荷・梱包も任せられる「大型らくらくメルカリ便」のサービスも開始し、「メルカリ」の利用者の発送体験向上に努めてきた。
一方、メルカリの調査によると出品意向を持つ出品未経験者は3,610万人にのぼり、その背景には「発送場所が近くにない」といった発送に関する課題が多く、利用者が手軽に発送できるようなサービスに対する要望がある。そのような背景から、今夏より「メルカリ」で売れた商品が発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」のサービスを、ヤマト運輸を集荷パートナーとして開始する。