JR東日本、QRコードで読み取る自動改札機の実証試験を実施

2020年9月8日 12時33分更新


 JR東日本では、シームレスな移動の実現に向けた取組みの一つとして、利用者にストレスなく利用できる改札機を目指し、2月から「タッチしやすい自動改札機」の実証試験を実施している。今回、新型コロナウイルスの影響により延期していたQR実証試験を新宿駅および高輪ゲートウェイ駅で実施する。
 QR実証試験では、試験用のQR券(紙媒体、スマートフォン)での使いやすさやQRコード読み取り部のかざしやすさをはじめ、利用者の改札通過への影響を幅広く評価する。初めてQR券を使用する観点や、繰り返しQR券を使用した場合の使いやすさの変化などの観点での評価を実施する。
 実施場所は、新宿駅新南改札と高輪ゲートウェイ駅改札。試験期間は、新宿駅が9月9日から9月30日まで、高輪ゲートウェイ駅が9月15日から9月29日(24日から27日を除く)までとなっている。

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