楽天、パナソニックHDおよび西友、自動配送ロボットによる配送をつくば市内で開始
2022年5月30日 12時04分更新
楽天、パナソニックHD、西友およびつくば市は、楽天、パナソニックHD、西友の3社が、自動配送ロボット(UGV:Unmanned Ground Vehicle)の公道走行による配送サービスを、つくば市内において、5月28日より提供開始することを発表した。具体的には、7月30日までの毎週土曜日に、つくば駅周辺の約1000世帯を対象に、「西友つくば竹園店」で取り扱う商品を注文から最短30分で配送する。スーパーの商品を、UGVの公道走行により、注文から最短30分で配送するオンデマンド配送の実現は、国内で初となる。
同サービスは、対象地域の住民から、楽天が開発したスマートフォン向けの専用サイトで商品の注文を受けると、注文から最短30分または指定した配達時間帯に、UGVで商品を届けるサービス。「西友つくば竹園店」で取り扱う商品のうち、生鮮食品、冷蔵・冷凍商品、お弁当・お惣菜を含む飲食料品や日用品など2000点以上の商品が注文可能で、手数料110円(税込)で利用できる。配送中は、専用サイトにてUGVの位置情報や到着予定時刻を確認でき、到着時には、自動音声の電話やSMSによる通知で知らせる。UGVは、パナソニックHDが開発した自動配送ロボット「X-Area Robo」(クロスエリア ロボ)を使用し、つくば市から約60km離れた「Panasonic Laboratory Tokyo」(東京都中央区銀座)から遠隔管制システム「X-Area Remote」(クロスエリア リモート)を用いた遠隔監視・操作のもと自動走行する。
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