アップルとサムスン、特許訴訟で和解 7年越しの法廷闘争に終止符
2018年6月28日 14時30分更新
米アップルと韓国サムスン電子は、スマートフォンのデザインを巡る特許侵害訴訟で和解した。27日付でカリフォルニア州の連邦地裁に通知した。和解条件は開示されていない。
同訴訟は、2011年にアップルが、スマートフォン「iPhone」のデザインを模倣したとしてサムスンを提訴したことから始まった。今年5月には、サンノゼの地裁陪審がサムスンに損害賠償として5億3900万ドル(590億円)の支払いを命じ、同社はこの判決を不服として、再審を請求する構えであると報じられていた。
7年にも及ぶ法廷闘争に終止符を打った両社だが、和解に関してコメントはしていない。
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