「0歳からスマホ」が70%超え、NHKエデュケーショナル「乳幼児とデジタルメディア ~母親・父親の意識調査~」
2016年1月20日 11時24分更新
株式会社NHKエデュケーショナルは、同社が運営する子育て応援サイト、「すくコム」にて行なった「乳幼児とデジタルメディア~母親・父親の意識調査~」の結果を発表した。
調査対象である0歳から6歳の乳幼児を持つ親(親自身がスマホを利用している)で、「子どもにスマホを使用させたことがある」と回答した人は約77%。スマホを使わせ始めた年齢は「1歳から」が最も多く、年齢別にみると、0歳児でも71%、2歳をこえると80%以上が「スマホを使わせたことがある」という結果となっている。
スマホを使用させたことのある場合の使用頻度については、「たまに使わせている」が57%と多数派であるが、「毎日使わせている」という人も15%という結果となっている。
スマホの1日あたりの使用時間では、1日あたりの使用時間は「数分」以内が過半数で、全体の90%が1日30分以内の使用でおさまっていた。
また、具体的な使用方法や、使わせることへの躊躇や悩み、期待などに関しての質問では、
・スマホの利用は動画視聴が多数(74%)、アプリの使用は約30%。
・本当は使わせたくないと思っている親が過半数(54%)、静かにしてもらいたい時に利用することも多い。
・視力に関する不安が圧倒的(85%)
・アプリを使用するなら、学習効果が期待できるものが53%、タイマー機能があるものを希望する人も多い。
などの実態が明らかとなった。
詳しい調査結果はURLを参照していただきたい。
http://www.sukusuku.com/contents/27776
【調査概要】
調査時期:2015年10月27日~2週間
調査方法:子育て応援サイト「すくコム」上でのアンケート調査。
調査対象:0~6歳の乳幼児を持つ親。(親自身がスマホを使用している人に限定)回答者総計1,612名。
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